
K’s物語
私が大学生の頃。
初めて京都で待ち合わせの時間に間に合わないので、大学から西院までタクシーに乗った。
大阪育ちの私は、京都のタクシーの接客サービスに驚いたのと、感動を覚えた。
“あれ!?タクシーってこんなに快適なものだったっけ…”
その頃の大阪のタクシーと言えば、運転手さんがくわえ煙草しているのも当たり前。
近距離なら、運転手さんに怒られるのも当たり前。そんな時代でした。
それなのに京都で初めて乗ったMKタクシーは、運転手さんの丁寧な挨拶に始まり
全てが移動手段ではなくサービス業であった。
私はケイズを立ち上げる時に、あの時の初めてMKタクシーと出会ったことをハッと思い出した。
解体業界も、同じではないか。
マナーが悪い、近づきにくい、怖いと世間様からは思われているのではないかと。
自分が作っていく会社は、解体業界のMKタクシーを目指そう…
それからは、社員一同、どういう取り組みをしたらお客様に喜んで頂けるか、満足して頂けるか?
解体現場周辺の作業前、作業後の清掃、近隣さんへのおはようございますの挨拶等々
導入当時は社員の抵抗もあり、なかなかMK運動は浸透していかず、辞めていく人間も続出。
それでも、この取り組みは良いんだと信じて数名の社員だけでMK運動を続けました。
いつのまにか、取り組みが当たり前のこととなり、「当たり前のことを続ける」これがケイズの合言葉になりました。
今では、お客様から解体ならケイズ開発と継続で仕事を頂けるようになりましたが、、
これからも社員一同、解体業だけではなくサービス業も伴う会社であり続けたいと思っております。
経営者の私としては、ケイズを支えてくれ苦しい時も助けてくれた職人さん達へ地位向上、取り巻く環境に
目を向けていきたいと思っています。
ケイズと携わってくれた、全ての人が幸せな気持ちになれるように私は努カし続けたいと思っています。
これからも、株式会社K’s開発を宜しくお願い致します。